若年性認知症の母と私。

59歳の母と27歳の私の遠距離介護日記

今日はデイサービス

2024年3月18日月曜日。

 

今日は母のデイサービスの日です。

私が帰省中に母がデイサービスに行くのは久しぶりです。

前回も前々回のときも母と一緒におでかけをするためにデイサービスをお休みしていました。

今回は特におでかけの予定もなかったので、母を車でデイサービスまで送りました。

 

母はデイサービスに行くのを今でも嫌がります。

家を出るときも嫌がりますが、一番困るのは車の中です。

家からデイサービスまでは車で10分くらいの距離なのですが、

5分ほど車を走らせていると、母は泣き出してしまいます。

母「デイサービスなんて行きたくない」

そう言ってぽろぽろ涙を流します。

でも、以前よりも号泣しなくなりました。

本当に涙がぽろぽろこぼれる程度です。

それなのに、デイサービスに到着すると、私よりも早く車を降りてデイサービスに向かうんです笑

私が「待ってよ」と言ってもすたすた歩いてデイサービスの玄関へ行き、

母「おはようございます」

とスタッフさんに挨拶をします。

母の別人ぶりには本当に笑わされています笑

私は母より少し遅れて玄関へ行きスタッフさんに挨拶をして母に手を振ります。

母は靴を履き替えながら手を振ってくれました。

その顔は笑顔でした笑

 

帰りも車で迎えに行きました。

デイサービスの送り迎えの乗り合いバスだと母はとても嫌がります。

帰宅してきてからの機嫌がとても悪くなるのです。

今日もいつも通りに迎えに行きましたが、母はすでにデイサービスの乗り合いバスに乗ってしまったとのことでした。

デイサービス側の連係ミスとのことで謝られましたが、仕方ないですよね。

乗り合いバスで帰ってきた母は案の定「どうせ誰も迎えに来てくれないもんね」と言ってふてくされてしまいました。

だいたい2~3日くらい引きずっていましたね。

事あるごとに「迎えに来なかったもんね」と言われました笑

 

今日はデイサービスのお迎えに失敗してしまったので、夜ご飯は母の機嫌を取るために餃子の王将に行きました。

父と母と私の3人で餃子の王将に行くのは久しぶりでした。

母も思いのほか、楽しそうで美味しそうに食べてくれたのでほっとしました。

 

餃子の王将に行った帰りに母が「食べすぎたから歩きたい」と言い出しました。

なので、家に帰ってから暖かい格好に着替えて母と散歩をしました。

夜道を母と二人で歩くなんていつぶりだったでしょうか。

たわいもない話をしながら20分くらい歩いて帰ってきました。

散歩中、母は「この家誰の家?」とか「誰か歩いてるよ」とかを連発します。

なんでそんなことが気になるんだろうと不思議です。

歩いている人が通り過ぎてから「今の人誰?」と聞くことも多いです。

私「ここは田舎じゃないんだから、誰が歩いてて、どんな家に誰が住んでいるかなんて全部把握してないよ」と母に伝えました。

母は「ふーん」と言うだけ。

最近、母と会話していても「ふーん」で終わることが多いです。

すぐに会話の内容に興味をなくしてしまうんでしょうね。

 

今日も母にとって盛りだくさんな1日になったと思います。

ちなみに、今日母は1日で5000歩以上歩いていました!