若年性認知症の母と私。

59歳の母と27歳の私の遠距離介護日記

父と母

今日の母はとっても可愛かったです。

 

今日、母に電話するととってもご機嫌でした。

ずっと「うふふ」と笑っています。

声色もいつもより高めだし、いつもよりも声量が出ていました。

いつもそうだと嬉しいんだけどなぁ。

でも、最近は本当に機嫌がいいことが多くてびっくりしています。

なにか変化があったとは思わないのだけど・・・。

 

父はだいぶ母の扱いに慣れてきたようです。

以前はどう対処したらいいのか分からず、ついつい怒ってしまうことも多かったですが、今は母の病状と心理と精神状態を理解しつつあるんだと思います。

父は本当にすごいですよね。

 

母はやっぱりデイサービスに行くことを嫌がってしまい、「デイサービス」という単語を聞くだけで泣き出したり、感情的になったりすることがあります。

父はそういうときはもうデイサービスに行かなくてもいいことにしているそうです。

デイサービスは前日までのキャンセルは無料ですが、当日キャンセルだとお昼ご飯代の680円がかかってしまいます。

なので、前日の母の状態をみて翌日のデイサービスに行くかどうか検討しているようです。

 

ちなみに、昨日は月曜日でデイサービスに行く日でしたが、

日曜日に弟が寮に帰ったことをきっかけ(?)に機嫌があまり良くならなかったらしくて、昨日はデイサービスをお休みしたそうです。

日曜日は母はいろんなところにお出かけに行ったようで疲れていたそうです。

疲れた日の翌日にデイサービスだと機嫌が悪くて泣き出してしまうことが多いので、介護している側の心労を減らすためにも

父の判断はとても正しいことだと思います。

 

介護は先が見えないものです。

病気になった母は病気になる前よりも愛おしい存在になりました。

それはきっと父も同じ気持ちです。

もちろん弟も。

介護される母のことは大切です。

でも、介護する父のことも大切です。

私は介護する父のことを1番に考えながら、愛おしい母を見守っていきたいと思っています。

それが私の役割なのかなと最近は思っています。