若年性認知症の母と私。

59歳の母と27歳の私の遠距離介護日記

今日の母

今日は金曜日。

母はデイサービスです。

今日も朝9時30分くらいに家を出て父の運転する車でデイサービスに出かけて行ったそうです。

私は千葉にいるので、電話で聞いただけですが・・・笑

 

母「今日はデイサービスに誰もいなかった!なにもしなかった!!」

と言っていました。

きっと母がいつも見ているスタッフさんがお休みだったのかな?

父いわく、今日は母よりも若い利用者さんがいたそうです。

母と話をしたかどうかわかりませんが、母と友達になってくれたらいいなぁと思います。

今日はなにもしなかったと話していましたが、しっかり習字をしてきていました笑

今日は自分の名前を大きく書いてきたそうです。

次は猫の名前を書いてきてもらうよう母にお願いしました。

 

母「今日のデイサービスのおやつ、レーズンだったからママは食べられなかったの」

母はレーズンが嫌いです。おやつはレーズンパンだったそう。

「悲しいね」と伝えると「うん」と言う母がちょっぴり可愛かったです。

 

母「今日は夜の10時に○○(息子の名前)が帰ってくるんだって。もう寝てる時間なのに。迷惑だよね。」

母の息子=私の弟ですが、今は寮生活で土日休みなので、毎週金曜日に実家に帰ってきます。

母「息子は嫌い。ママの食べ物全部食べちゃうんだもん。最低な男だよ」

弟はよく食べます。まぁ、20代の男子って感じです。

先日、父と母と弟でしゃぶしゃぶをしたらしくて、

しゃぶしゃぶの〆にラーメンを食べたらしいのですが、

弟がラーメンを全部食べたそうです。

ちゃんと父と母もらーめんを食べてお腹いっぱいになったらしいです。

でも、弟がラーメンを最後まで食べ続けていました。

母には弟が最後までラーメンを食べ続けていたこと=母の分のラーメンを食べつくしたという認識になってしまっているそう。

そのせいで、母にとって弟は「ママの食べ物まで食べつくしてしまう最低な男」という認識になってしまいました笑

まぁ、弟はもともとケチな性格だから仕方ないのかも知れないですが笑

 

私が千葉に帰ってきてからというもの、母はずっと泣くことなく機嫌がいいようです。

電話口でも泣いたりせず、むしろ笑ってくれます。

ちゃんと会話の中の笑いポイントで笑ってくれます。

今だけなのかもしれないけど、認知症が良くなったのか!?と錯覚してしまうほどです。

父とも仲良く過ごせているようで良かったです。

 

明日も母と電話するのが楽しみです。