若年性認知症の母と私。

59歳の母と27歳の私の遠距離介護日記

母、介護認定

実は1月10日の夜に千葉に帰ってきていました。

でも、今日書くのは、札幌にいたころのお話です。

 

 

母は1年前に初めての介護認定を受けました。

私は母と認定調査の職員さんとのやり取りを見ていたわけではありませんが、

きっとちんぷんかんぷんなことを話したのでしょう。

初回で体が自由に動かせるのに要介護1の認定でした。

母の主治医からは初回から要介護の認定を受けるのは珍しいと言われました。

 

初回の介護認定は期限が1年間らしく、この前2回目の認定調査をしたそうです。

この話を父から一切聞いていませんでした。

それに、初回の介護認定の期限が1年間であることも初めて知りました。

 

そこで出た2回目の介護認定の結果、母は要介護2になりました。

要介護2の定義について調べてみると

『食事、排泄などは自分でできるものの生活全般で見守りや介助が必要』な状態のこと。

ちなみに要介護1の定義は

『基本的に日常生活は自分で送れるものの、要支援2よりも身体能力や思考力の低下がみられ、日常的に介助を必要』な状態のこと。

 

母のことを見ていると、料理はできないけど食べることはできているし、

トイレだって回数は多いけど自分の意志で自分で行っています。

定義だけでみると、やっぱり母は要介護2だと思います。

1年前よりも思考力や認知機能が明らかに落ちています。

 

これは母の主治医が言っていたのですが、

母が暮らしている地域は高齢者が多く、介護サービスを利用する人が多いため、

介護認定も結構甘めに認定しているそうです。

要介護1よりも要介護2のほうがより多くの介護サービスを受けることができるので、

介護者の負担を少しでも減らせるようにしてくれているようです。

だから、要介護2にしてくれたんですね。

 

母に「要介護2だって。レベルアップしたよ」と伝えると

「全然嬉しくない!!」と怒ってしまいました。笑

そりゃ嬉しくないよね。

 

母は相変わらずデイサービスを嫌がりますが、最近は「ママはお風呂に入っちゃダメなんだって」と言います。

「お風呂の契約をしていないから入れないんだよ」と伝えているのですが、○○をしちゃだめという否定的なことを言われると強く覚えてしまうようです。

要介護2にグレードアップしたし、デイサービスで入浴する契約をしてもいいのではないかなと思います。

今は、父が1日おきに母をお風呂に入れています。

デイサービスでお風呂に入ることで父の介護負担も減るので、名案だと思って父に伝えました。

でも、デイサービスでのお風呂が嫌でデイサービスに行きたくないとぐずられると、父もイライラしてしまうので、即決はできていませんでした。

月末にケアマネージャーさんが来るので、相談してみようということになりました。

 

要介護2にグレードアップした、母。

デイサービスだけじゃなくて、ヘルパーさんとかも介入してもらって少しずつ他人が介入するという介護環境に慣れていってほしいのですが・・・。

なかなかスムーズにはいかなさそうです。