若年性認知症の母と私。

59歳の母と27歳の私の遠距離介護日記

作戦成功か?

前回のブログで母はおなかが空いたら泣くのではないかと考え、

2日ほど実験してみました。

母が機嫌悪くなりそうになったら、みかんを1つあげたり、お菓子を1つあげたり。

いつもよりも少し早めにご飯を作ったり。

 

すると、以前よりも泣く回数が減った気がします。

今までは1日に4回くらい、1回につき1時間くらい泣いていました。

でも、この2日間は1日1回泣くかどうかという感じ。

あまり母に食べさせすぎても太ってしまうので、ほどほどに続けて行こうと思います。

 

 

今日、母が新社会人になった頃からの親友(Nちゃん)が家に遊びに来てくれました。

私も小さいときからお世話になっています。

Nちゃんは母の病気のことを今日初めて知りました。

少しびっくりしていましたが、母が病気であることなんて関係ないかのように優しく接してくれていたのがとっても嬉しかったです。

Nちゃんの定年退職祝いで家で中華パーティーをしたのですが、

本当にとっても美味しい中華でした。

Nちゃんの旦那さんは母のいとこなんですが、中華料理屋さんで何十年も働いていたので、中華鍋と中華包丁を持ってきてくれて、家で作ってくれたんです!

バンバンジーみたいなやつと麻婆豆腐とホイコーローとスープ。

母も「美味しい」って言いながらもりもり食べていました。

母は病気になってから好き嫌いが多くなってきていて、特に豚肉はあまり食べません。

豚バラ肉みたいに脂があるお肉はもってのほかです。

だけど、ホイコーローに入っている厚切りの豚肉を食べていました。

それが本当に嬉しかったです。

定期的にNちゃんと旦那さんには家に遊びに来てもらって、母に美味しい料理を食べてもらえたらいいなぁと思いました。

 

それに、コロナぶりに会ったので話すことが山ほどあったから、母はとても楽しそうでした。

ときどきつまらなさそうな顔をしたり、不機嫌になりかけたことはあったけど、たくさん笑って話を聞いて、美味しいものを食べて幸せそうでした。

Nちゃんも旦那さんも母に対して普通に接してくれて、冗談なんかも言ってくれて。

また遊びに来てくれるって言ってたし、いつでも遊びにおいでよって言ってくれました。

Nちゃんは定年退職して暇だから、母を誘ってランチにも連れてってくれるみたいです。

いつになるかは分からないけど、母が喜んでいたから良かったなぁ。

 

母、前に「友達がほしい」「友達がいないの」って言っていたから

母の昔からの友達が今回みたいに会いに来てくれることが増えるといいなぁ。