若年性認知症の母と私。

59歳の母と27歳の私の遠距離介護日記

パパ頼りの母

今日の夕方、札幌に帰ってきました!

今日から6回目の帰省です。

 

夕方、父の運転で最寄り駅までお迎えに来てくれました。

もちろん、後部座席に母を乗せて。

私を待っている間、

母「○○(私の名前)が他の車に乗って行っちゃったよ!」と言ったらしい笑

それって私、めちゃくちゃあほじゃん!笑

というか、私、さらわれてるってことじゃん笑

この話を車で聞いて大爆笑。

 

実家に帰ってきて、びっくりしたのがテレビが大きくなってきたこと!

前のテレビは地デジ化のときに買い替えたものだったのですが、壊れてしまったようです。

テレビを買った話は電話で聞いていたけど、ここまで大きいとは思っていなくてびっくりでした。ちなみに、55型です。

 

実家に帰って母の病状は1か月前とそこまで大きくは変わっていないようでした。

でも、やっぱり少しずつ少しずつ進行していますね・・・。

今日、とても感じたのは母の父に対する執着心がすごいことです。

執着心というか、頼りにしているというか。

 

母「パパ、もう車から降りてもいいの?」

母「パパ、家の鍵あけて」

母「パパ、これからデイサービス行くの?」

母「パパ、もうご飯食べてもいい?」

母「パパ、薬これ?」

 

こんな感じ。

母はほとんどすべての行動の許可を父にもらっていました。

別に父は母の言葉のすべてに返事をしているわけではありません。

母も父の返事がないと行動しない、というわけではなく、

話しながらもうすでに行動をしているのです。

わけがわかりません・・・。

 

夜ご飯は父が作りました。

最近、母はごはん支度をなにもできないようです。

例えば、箸を準備してと頼んでも、冷蔵庫から漬物を出したり。

話を聞かないのはまだまだ直りません。直るとも思っていませんが。笑

母に何かを頼んでも、てんで違うことをするので、頼むことがあまりできません。

頼んでも、母を監視していないといけません。

それなら、自分でやった方が早いんですよね。

 

今日からしばらく母と一緒に過ごすので、現状把握とともにブログを書いていこうと思います。

 

P.S.母は弟の名前を漢字で書けなくなっていました。母が付けた名前なんだけどなぁ・・・。私と父の名前は漢字で書けました。