若年性認知症の母と私。

60歳の母と27歳の私の遠距離介護日記

5度目の帰省

9月26日に札幌から千葉に帰ってきました。

でも、その10日後の10月7日から、また札幌に帰っていました。

 

5度目の帰省です。

 

この帰省は千葉で一緒に暮らしている彼と一緒に札幌に帰りました。

彼も実家が札幌にあるので、お互いの実家に帰省しました。

彼と一緒に札幌に帰省するのは初めてです。

 

7日は夜の20時くらいに札幌に着きました。

ちょうど父が仕事に行く前だったので最寄り駅まで車で迎えに来てくれました。

もちろん、母も乗っていました。

母はいつも後部座席に座ります。

私が駅のエスカレーターを降りて車に近づいて、後部座席の窓を覗くと

母が満面の笑みでこちらを見ています。

それがなかなか可愛いんです笑

自分の母親に言うことではないと思いますが、認知症になってから母は可愛くなりました。

きっと認知症になってからの母は感情表現が豊かになったのではないかと思います。

喜怒哀楽を表情で表してくれるので、笑顔がとっても可愛くなりました。

父も同じように思っているそうです笑

 

その日は自宅でレトルトカレーを食べてシャワーをして寝ようと思いました。

でも、母もシャワーに入りたいと言うのです。

母はもうすでにお風呂に入っているんです。

だけど、私がシャワーするなら母もシャワーに入りたいのです。

結局、母と一緒にお風呂に入りました。

前回帰省したときに母がシャンプーとリンスとボディソープの区別が付けられなくなっていることに気が付きました。

そこで、それぞれのボトルに目立つように名前を書きました。

そうすることで母はそれぞれの区別をつけることができるようになりました。

でも、シャンプーのあとにリンスをしていないのか、髪の毛がバサバサなことも多かったです。

 

母と一緒にお風呂に入るときは、まず母に先に髪と体を洗っていてもらいます。

次に私が入って母の垢こすりをして、母が入浴中に私が髪と体を洗います。

 

そんなこんなでこの日は深夜0時近くになってから寝ました。