若年性認知症の母と私。

60歳の母と27歳の私の遠距離介護日記

お久しぶりです。

1か月以上、ブログ更新を怠ってしまい、申し訳ございません。

心配してくださった方もいらっしゃるかと思います。

9月はいろいろバタバタしており、パソコンすら開けない日々でした。

忙しかったですが、楽しく幸せに暮らしていましたよ。

 

前回のブログで母の徘徊のような行動について書きました。

コメントも1件いただいており、大変ありがたく思っております。

前回以降は徘徊のような行動は見られていません。

医師に相談すると、前頭側頭型認知症の特徴として突発的な行動をとることがあるらしく、その一種だったのではないかと言われました。

とりあえず、何も対策はせずに今まで通りの生活をしています。

 

 

今回のブログでは、9月に帰省した時のことについてお話したいと思います。

 

9月22日から26日までの5日間、札幌に帰省していました。

ちょうど1か月ぶりの帰省です。

 

この日は新千歳空港に着いたのが20時頃だったので、電車とバスで自宅に向かいました。

21:30頃に帰宅すると、玄関の鍵が2つとも掛かっていました。

実家のドアは鍵穴が上下に2つあるタイプのものなのですが、

普段は上の鍵しか掛けていません。

後日、父に話すと最近母は自分で上下の鍵をかけているんだそう。

そんなことは知らなかったので、私は鍵を開けるのにやや苦戦していました。

すると、母が中から鍵を開けてくれました。

普段なら寝ている時間のはずですが、私が帰ってくるのを待っていたようです。

ちゃんと服も着ていました笑

 

母はテレビでバラエティー番組を観ていたようでした。

なんの番組をみていたか忘れてしまいましたが、面白いと笑っていたのを覚えています。

 

私は1か月ぶりに母に会い、どんな毎日を過ごしていたか話しました。

時には写真を見せながら話しました。

でも、母は私の話を半分くらいしか聞いていません。

相槌も打ったり打たなかったり。

話している途中で「テレビ消してもいい?」とか

「今日はどこか行くの?」とか「もう寝ていい?」とか。

まぁ、それでもいいんです。

だいぶ慣れてきました。

最初はちゃんと話を聞いてほしいと思ったけど。

母は落ち着くことができなくなってきているようです。

きっと常に頭をフル回転させているのかなぁと思います。

だから、いろんな言葉が次々に出てきちゃうし、集中もできなくなっているんだと思います。

 

急に母が「明日、おばあちゃんとおじいちゃんが来るって」という相槌を打ちました。

私はそんな話聞いていなかったので、急いでおばあちゃんに電話しました。

すると、本当に明日おばあちゃんとおじいちゃんが電車で2時間かけて、札幌に来てくれることになっていました。

母、もっと早くそれを教えてくれたらよかったのに・・・。笑

 

とりあえず、帰省初日はそんな感じで過ごしました。

夜は徘徊が心配だったので、母の隣で寝ました。

母が使っているシングルサイズのマットレスに2人で並んで寝ました。

狭かった・・・笑

私はあまり眠れなかったけど、母は寝息を立てながら寝ていました。

夜中に3回ほど起きてトイレに行っていたけど、徘徊はしませんでした。

 

次回へつづく。。。