若年性認知症の母と私。

60歳の母と27歳の私の遠距離介護日記

母、しゃべりすぎ

昨日の夜遅くに札幌に帰ってきました。

12回目の帰省です。

 

今日1日母と一緒にいて気になったことがいくつかあったのですが、

1番気になったのは「母の多弁」です。

 

よく、子どもが多弁で落ち着きがなくて困っているという話を聞いたりしますが、

母はまさにそのような感じ。

いや、もちろん認知症っぽい多弁なのですが、本当に落ち着きがないです。

 

母がよく話すワード↓

「靴下脱いでいい?」

「暑い」「寒い」

「これ着ればいいの?」

「これ脱ごう」

「○○していいの?」

「もういいよ」(拒否している感じで)

「どこにも行かないよ」

「どこ行くの?」

 

あとは、テレビに映っている文字を声に出して読んだり、

テーブルの上の紙やチラシなどの文章を声に出して読んだりします。

これが何度も繰り返されます。

 

文章を音読することは脳にもいいし、舌の動きのトレーニングにもなるからいいかなと思うんです。

でも、その他の母ワードについてはもう少し控えてほしいと思っちゃいます。

だって、何度も何度も同じセリフばっかり。

怒ることはないけど、ちょっとうんざりしてしまう場面もありました。

 

あとは、会話していても同じことを繰り返し言うことが

前よりも増えたような気がします。

それに、会話をしていていきなり話が飛ぶことも増えました。

例えば、猫の話をしていたのに急におばあちゃんの話をしてきます。

しかも、主語がないから一瞬何の話をしているのか分からないときも多いです。

こっちが考えて、「あ~!それ猫の話じゃなくて、おばあちゃんのことね!」と結論付けるような感じです。

こちらの脳トレですね笑

 

こんな感じで母は1日中ずっとしゃべっています。

車の中では割と話さないことも多いですが、家の中では話している時間が長い気がします。

話しているというより、声を出している時間かな。

会話だけじゃなくて、音読もしているので。

疲れないのかなってすごく思います。

 

あと、今日の母は機嫌が良かったので、とっても笑っていました。

何回か笑いのツボに入ったようで、爆笑が止まらなくなる場面もありました笑

そういうときはとても幸せを感じます。

母は昔はそんな風に笑うことは稀だったんです。

病気になってから、母は心の底から笑うことが増えたんじゃないかと思います。

笑いのツボが浅くなったのかな?笑

 

とりあえず、母の多弁がなんとかならないかな・・・笑

本人はあんまり自覚がないようだけど、ずっとしゃべってる・・・

母に自分がしゃべりすぎていることを自覚してもらうためにはどうしたらいいのだろうか・・・

明日はそれを考えながら過ごしてみようかな。

 

 

P.S. 今日は本当は母方の祖父母の家に遊びに行く予定だったのですが、

祖母がコロナになってしまったので、遊びに行くことができませんでした。

明日、祖母の体調が悪そうだったら、様子を見に行ってこようと思っています。

 

皆さんも体調にはくれぐれも気を付けてくださいね。

熱中症と夏風邪、コロナに要注意です!!