若年性認知症の母と私。

60歳の母と27歳の私の遠距離介護日記

結婚式での出来事

あっという間にクリスマスが終わっていよいよ年末ですね。

インフルエンザが流行ってきていて帰省するのが心配な今日この頃です。

 

今日は私の結婚式での母の様子をお話します。

 

2024年11月24日に私は結婚式を挙げました。

ゲストは親族だけで22人の小さくて温かい幸せな結婚式でした。

 

実は結婚式前日まで結婚式準備が終わっておらず、

母に4時間ほど買い物に付き合ってもらいました。

自宅に帰ると、父が夜ご飯の支度をしながら待っていてくれました。

母と2人でお風呂に入って、父の作った夜ご飯を食べて

母はとても疲れた様子で布団に入りました。

普段より2時間ほど早く布団に入ったのでとても心配でした。

 

私が母をいろいろ連れまわした理由は母が便秘だったからです。

結婚式当日までにうんちが出ていた方がいいと思ったんです。

だって万が一、結婚式場で母がお尻に手を入れてうんちを出してしまったら・・・。

手にうんちを持ったまま立ち上がってしまったら・・・。

親族しかいない結婚式ではありますが、みんな混乱してしまうでしょう。

なにより、母が恥ずかしい思いをして辛くなってしまうでしょう。

それを防ぎたくて、何としてでも結婚式前日にうんちが出るように

運動量を増やしたり、お風呂に入って温まったり、お腹をさすってマッサージしたりしましたが、結局うんちは出ませんでした。

 

結婚式当日になっても母のうんちは出ませんでした。

当日は私は10時頃に家を出なければいけませんでした。

それまでの間に母とストレッチをしたり、足踏みをしてみたり、何度もトイレに通って一緒に踏ん張ってみたりしたのですが、うんちは出ませんでした。

 

私はそわそわしながら1人で結婚式場に向かいました。

父と母は14時くらいに家を出る予定でした。

母が家を出るまでにどうにかうんちが出ますようにとずっと願っていました。

 

私が花嫁ルームでドレスに着替えているとき、弟からLINEがきました。

「母、うんち出たっぽいよ」とのこと。

このLINEを見て私は一安心しました。

ただ、LINEと一緒に送られてきた親族控室の母は機嫌が悪そうでした。

だって、前日にいつもの2倍くらいの運動(外出)をしました。

一晩寝ただけではその疲れは取れなかったのでしょう。

結婚式、母は笑ってくれるかなぁという不安はありましたが、

どんどん花嫁姿になっていく自分を鏡で見ていると

自然と自信が湧いてきました。

『私に会ったら、母は絶対に喜んでくれる!笑ってくれる!』

そう思ってからは、なんの心配もなく(心配する間もなく)結婚式が慌ただしく進行していきました。

 

結婚式で母に会うのはファーストミートというセレモニーでした。

初めて両家の両親に新郎新婦の姿を見せるセレモニーです。

そこで母はまさかの大号泣!

笑ってくれるかなと思っていたので、ちょっと誤算でしたが、喜びの涙が溢れだしてきたようで安心しました。

父のポケットに入れていた母用のハンカチが大活躍!

私も両家の両親も周りのスタッフさんたちも母の涙にもらい泣きしそうになるくらい、

母は喜びながら大号泣してくれました。

私「もう泣かないで、笑ってよ」

母「できないよ。だって○○綺麗なんだもん」

私も本当に嬉しくて泣きそうになりましたが、必死にこらえました。

 

そこからベールダウンをしてもらったのですが、母は泣きっぱなし。

ハンカチを手放せませんでした。

ベールダウンは母1人では心細かったので、母の妹にもサポートしてもらいました。

ここでも私は涙をぐっとこらえました。

 

そのあと父と最初で最後のバージンロードを歩いて挙式がスタート。

父もバージンロードを歩きながら涙をこらえるのに精いっぱいだったようです。笑

 

挙式中も母が鼻をすする音が響いており、心の中で「母、泣きすぎだよ~」と思っていました。

 

挙式後に写真撮影の時間がありました。

そこではしっかり母は笑ってくれ、笑顔の家族写真を撮ることができたので

本当に嬉しかったです!!

今まで笑顔の練習をしてきた成果が出ました!

 

そのあと、披露宴が始まったのですが、母の機嫌は若干悪くなっていました笑

でも、若干の範囲内でしかめっ面なこともありましたが、笑顔もありました。

母の席の両隣には父と弟がいたし、私の席から母に声をかけることもできたので、

母の様子を見ながら披露宴を楽しめたのがとても良かったです。

 

母は職のこだわりというか、好き嫌いがあります。やや激しいです。

これは認知症になる前からありましたが、認知症になってからはあからさまに好き嫌いをするようになりました。

だから、披露宴での料理に文句をつけたり、嫌な顔をしないか心配でした。

案の定、口にいれた瞬間に嫌な顔をする場面もありましたが、

母はほとんど全部完食してくれました!

しかも、おかわり自由のパンは4つも食べたそうです。笑

本当に安心しました。

 

結婚式での母のトイレも心配だったのですが、母の妹にお願いして一緒にトイレに行ってもらっていました。

そのおかげで母は失敗することなく、初めての場所でもトイレに行くことができました。

トイレに行ってもおしっこが出なかったときもあったようですが、トイレに行けただけでも良かったんじゃないかなと思っています。

 

他にも私の親族を中心にして、みんなが母のサポートをしてくれたおかげで

とても安心して楽しく幸せすぎるくらい幸せな結婚式でした!!

 

母は笑って、食べて、泣きすぎて、家に帰ってお風呂に入ってからすぐに布団に入っていました笑

 

 

結婚式が無事に終わって、私が千葉に帰ってきたあと。

母には新たな問題が発生しました。

そのことはまた後日書かせていただきます。

 

明日から1月7日まで長めの休暇をもらえたので

明日の夜から札幌に帰省します!

帰省中が母との時間を大切にしたいのでブログはお休みします。

 

2024年もたくさんの方々にブログを読んでいただけて嬉しかったです。

ありがとうございました。

2025年も母との遠距離介護の日常などを綴っていきますので、

今後とも読んでくださると幸いです。

 

皆様、良いお年を~